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FAQ タイトル一覧 1.痴呆の早期診断は必要でしょうか?
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高齢者の痴呆の2大原因は、アルツハイマー型痴呆と脳血管性痴呆です。 痴呆の早期診断の最大の意義は、治療可能な原因によって起きた痴呆かどうかを見きわめることにあります。慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症、甲状腺機能低下症などによって起こった痴呆は治療すれば治ります。 2つめの意義は早期に治療を開始することにあります。アルツハイマー型痴呆なら薬を使って病気の進行を遅らせる試みを、脳血管性痴呆なら脳梗塞の再発予防を行います。 介護保険で要支援レベルもしくは自立レベルの軽症痴呆や境界レベルの方たちのための集団精神療法の普及が急がれます。
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うつ病は、青年期、中年・熟年期のみならず、初老期から老年期の方々にもよく起こります。 根気がなくなった、意欲が出ない、気持ちばかり焦って何も手につかない、家事をする気が起こらない、好きだった趣味がおっくうになった。こんな時にはトシのせいにしてしまわずに、早めに診察を受けてみて下さい。また、ご家族の皆様は、お年寄りの変調をボケの始まりと決めつけずに、一度ご相談下さい
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アルコール依存症は偏見と誤解に満ちた病気です。 アルコール依存症の患者さんをつまはじきする一方で、世間は飲酒行動に対してあまりに寛大です。「昼間から酒を飲まないからアル中ではない」「手がふるえないからアル中ではない」「飲んで暴れるわけではないからアル中ではない」「仕事ができているからアル中ではない」などと言いますが、いずれも間違いです。 アルコール依存症と単なる酒好きとの境界は、「飲酒が原因で身体・心・家庭生活・仕事などのどれかに支障が出ているのに止められない」「アルコールを口にすると適当なところで切り上げることができず、きまって泥酔にまで到ってしまう」あたりにあるように思われます。試しに次のテストをやってみてください。 CAGE 1.あなたは今までに、自分の酒量を減らさなければいけない(Cut down)と感じたことがありますか? 2.あなたは今までに、周囲の人から自分の飲酒について批判されて腹が立ったりイライラした(Annoyed by criticism)ことがありますか? 3.あなたは今までに、自分の飲酒について後ろめたいと感じたり、罪悪感を持ったことが(Guilty feeling)ありますか? 4.あなたは、神経を落ち着かせるため、または二日酔いを治すために朝まっさきに飲酒した(Eye-opener)ことがありますか? 4つのうちで2つ以上に当てはまる方はアルコール依存症の疑いがあります。アルコール依存症は治療すれば回復する病気です。
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今までの痴呆性老人の介護は徘徊や、夜眠らないといった困った症状、行動障害が出てきてから、あわてて対応をするものでした。 平均的なグループホームは8名の入居者に対し、ケアスタッフ3名と宿直の管理人1名というスタッフで運営されています。 郊外に作られることの多い老人ホームとは異なり、多くが普通の住宅街にあります。昔あった下宿屋のように食堂、居間、お風呂は共用で、寝るのは自室。自室には自分の持ち物を自由に持ち込んでかまいません。 毎日の生活にはっきりとした時間割や行事はなく、通常の家庭生活、つまり朝起きてご飯を作って食べる、少し休んで掃除や洗濯をする、そうするうちに昼になり、昼御飯を作って食べる、片付けて、テレビを見ながら友達と茶飲み話をする、洗濯物を取り入れる、そして晩御飯を作って食べ、眠たくなったら寝る、といったことが各人のペースで行われます。料理や掃除といった家事も、スタッフの援助のもと入居者が行います。 コンパクトで分かりやすい構造、日課がない、一方的に介助を受けるのではなく、入居者が主体的に家事を行う、ということが特徴です。 グループホームには「物が盗られるから」と頑としてホームヘルパーを拒否した、毎日20回以上も娘に電話し続けた、2時間以上スーパーを徘徊していたなど様々な症状を持つ人が入居します。でも入居してからそんなことをする人はいません。入居する前の騒ぎが嘘だったように、穏やかで落ち着いています。これは、忘れても注意されない、失敗しても怒られない、せかされることがないことが良いのだと言われています。 痴呆の方がただちょっと物忘れがあるだけの普通の人として生活できる場所、それがグループホームなのです。 |
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まず、歳をとって物忘れすることと、痴呆症とを区別してください。眼鏡や財布を置き忘れる、買い物に行って何か一つ二つ買い忘れて戻る、人の名前がとっさに出てこない。こんな失敗は老化による物忘れです。病気ではありませんから安心してください。一方、何度も何度も同じ事を言う、それを指摘されると「そんなことない!」と怒る、集会や習い事に行かなくなる。これらの変化は痴呆症を疑います。
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お母様のつじつまの合わない言動が、夕方から夜にかけて多く見られるのでしたら「せん妄」の可能性があります。症状が出やすい時間帯よりも1ないし2時間はやめに薬を服用すれば症状を予防することができます。薬の量が多すぎると眠気、だるさ、ふらつき、無表情になるなどの副作用が出ますが、薬を中止するか減量すれば副作用は消えます。 薬の使い方を誤らなければ長く残る副作用はありません。 |
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日中と夕方以降で様子が全く異なっていることから、おじいさまは「せん妄」状態(意識障害)をおこしておられると思われます。ぼーっとして手のかからない日中の状態も症状のひとつです。「せん妄」は様々な身体の病気が原因になっておこりますので検査が必要です。 検査と並行して治療をします。朝は意識をはっきりさせる薬をのんでもらいます。夕方には興奮を静める薬をお出しします。比較的短期間のうちに回復されるでしょう。薬の量を正しく使えば長く残る副作用は出ないはずです。 |
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本来の能力を発揮できなくなっていることそれ自体が症状のひとつだと思います。仕事がたまっているのにはかどらない、顧客に会うのが苦痛でたまらない等、やらなければと思うのに実行できない状態がうつ病では生じます。そして根性なしだと自分を責めます。 更には息子さんのように思考力や行動力が抑制されることもあります。がんばるべきか休むべきかの判断は慎重にしないと本人を追いつめる結果になりかねません。なるべくはやく専門医にご相談下さい。 |
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うつ病は現代社会ではとてもポピュラーな病気です。気分がめいる、意欲がでない、気ばかりあせる、自信がなくなるほどの気持ちの変化だけでなく、熟睡できない、朝早くから目がさめてしまう、食事がおいしいと感じられなくなる、性欲がなくなるほどの体の変調もきたします。内科などで検査をしても異常がない場合には疑っておくべき病気のひとつです。 うつ病は気の持ちようが悪いのでも、努力不足なのでもなく、薬で治す「心の風邪ひき」と言われています。たとえば1年に何度も風邪をひくことがありますが、毎回治りますよね。それと同じように考えてください。確かに何度かうつ病になられる方はおられますが、何度繰り返したとしても原則として治ります。よくなれば、薬は止めることができます。 |
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